ごみ拾いからその先の影響と向き合う

2022-01-08

今日は、地域の「エコな暮らしを楽しむ会」に参加してきました。

毎月一度、色々な所でごみ拾いをされています。

ずっと気になっていたのですが、なかなか機会がなく。

で、今回、ちょうど長女がお休みだったこともあり、連れて行ってきました。

少ない区画にたくさんのごみ

会の集合場所に行くと、小さなお子さま連れも多く、子どもたちに伝えていきたいという思いが感じられます。

そして、数人でグループを組み、分散して活動します。

私の入ったグループは、3名で集めました。

高速道路の脇道を歩くルートです。

キロ数で言えば、ほんとに少ししか歩きませんでした。

何せ、1歳半の次女も歩ける距離でしたから。

それでも、30リットルごみ袋2袋分、10リットルごみ袋2袋分、いっぱいになる程でした。

全体でトラック2台分になりました。

長女(4歳児)は、次女の面倒を見つつ、たくさんごみを拾っていました。

ビン、缶、お菓子のごみ、カップラーメンのカップ、ペットボトル、ティッシュなど、通常自宅で捨てられるものの他、たばこシェルターや、工事用のコーンなども捨てられており、もうほんと、言葉が出ません。

ごみって、集まるところには集まるんですね。

ごみは集まるところに集まる

ごみが集まってくるという表現はしたくないのですが、ごみって集まるんですね。

一緒に回った方とも話をしましたが「ごみが捨ててあると自分も捨ててもいいかなという気持ちになっちゃうんでしょうね。」と。

だから、ごみが集まってくる。

でも、本当はそんなことはあってはいけないのだけれど。

だからこそ、地道に拾う必要があるのかなと思いました。

捨てる人の背景まで考えないと解決しない

今回、印象的だったのが「トイレに行けない運ちゃんが、ペットボトルに尿をしてそのペットボトルを捨てていく」なんてお話でした。

その話を聞いて、ペットボトル、液体入りのものがあると、恐る恐る開けて恐る恐る中身を捨てる…みたいなことをしてました笑

(笑い事じゃないんですけどね苦笑)

そんな時に、その方が言うには「トイレに行くことも出来ないくらいの労働条件がなおらない限りそういう行為はなくならないんだよね。」と。

確かに…と思ったのです。

捨てる人を批判することは簡単です。

でも、それがなぜ起こるのか?

それがなぜ捨てられているのか?

そういった「捨てられるにいたる背景」を見ていき、根本的に解決しないと、なくならない問題なんだと強く感じました。

参考までに、こちらの記事もお読みください。

運ちゃんが物を捨てるのは、そもそも良くないのですけれど、捨てざるを得ない環境をつくっていることに向き合う必要があることも事実です。

そういった一つ一つの「背景」を考え、影響を考えて行動することを、多くの方にやっていただけたらなと思いました。

これらのごみは、全て佐久市におまかせしました。

影響を考えて行動する「エシカル」

ここで今一度、エシカルということについて考えてみます。

「影響を考えて行動する」というのがエシカルだとお伝えしました。

今回のごみ拾いも「私たちが行う行動の影響を考える」ということが言えると感じます。

ごみを拾う人の周りにはごみを拾う人が集まります。

ごみを捨てる人がいれば、そのごみの周りにはごみが集まります。

その先の影響、自分が取る行動の先に起こる影響を考えて行動するということが、ごみ拾いと「エシカル」に共通しているなと、今回参加して学んだことでした。

何事にも行動すると、少なからず影響がある。

その先につながる影響を考えて行動する。

これが、今後の未来を変えていくために、とてもとても重要なことなのではないかと、今回考えさせられました。

皆さんにも一度、考えていただきたいです。

我ながら、本当に大事なテーマを選んだと自画自賛します笑

12月1日より、出店者さんも募集始まるのでドキドキです。

ぜひ「ごみ」と向き合うきっかけにしていただきたいと思います。

【ゆるエシカルマルシェ】

日時:1月25日 10:00~15:00

場所:はぐみ館

ゆるエシカルマルシェ情報はこちら